いよいよ上映間近！
横浜流星さんと吉高由里子がW主演を務める映画「きみの瞳が問いかけている」の先行上映舞台挨拶が都内で行われ、三木孝浩監督とともに主演2人が登壇しました。
目は不自由だが明るく愛くるしい明香里（吉高）。
罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁（横浜さん）。
そんな2人の姿を描く純愛ラブストーリーです。
今作で久しぶりの恋愛映画に出演となる吉高は
「（恋愛ものは）私にとって似合わないというか苦手で、意識的なのか無意識なのか避けてきた感じだったんですけど…今回、三木監督と横浜流星さんだということで心強いなと思って楽しくやらせていただきました。恋愛もの自体が久しぶりだったのですごく新鮮な気持ちでしたし、この映画は甘いセリフが無かったので、大人な感じで心も落ち着けて出来たかなと思っています。したことがないことも疑似体験させていただいて、ありがとね」と撮影を回想しながら横浜さんに感謝しました。
「私だけが知っている相手の素顔は？」という質問が飛ぶと吉高は
「普段も落ち着いていてあまりきゃぴきゃぴした感じではないんですけど、焼き芋の車が通ったときのテンションの爆上がり方はびっくりしました。こんなにはしゃぐ子だったの？っていうぐらい『わ！焼き芋！焼き芋ー！』ってなっていました。すごく美味しそうな顔で食べるんですよ。何回も買ってあげたくなるような顔で食べているのが印象的でした。ほかには可愛いものが意外と好きで、星のカービィがすごく好きで、ぬいぐるみをプレゼントしました」と横浜さんの意外な一面を暴露すると、横浜さんは思わず照れた様子。
逆に横浜さんは吉高の素顔について
「太陽みたいな人です。現場のみんなに癒しも安らぎも光も与えてくれる人で、それも天然でそうやっているんじゃなくて本当にみんなのことを思ってやってくれている方。現場でみんなを笑わせようとしたりとか、そこまで気が回るって座長としてもそうだし素晴らしいことじゃないですか。僕は自分のことで精一杯になってしまうので、本当に視野が広くて現場での立ち振る舞いもお芝居もすべて学ぶことがたくさんあったので、それでいて先輩なのに親しみやすさもあります」と絶賛すると今度は吉高の方が照れていました（笑）。
三木監督から見た吉高は…というと、
「本編の良いシーンで明香里さんが塁くんのパーカーを着てシャドーボクシングをする可愛いシーンがあるんですけど、現場でリハーサルからめちゃくちゃ照れていて、その照れ加減が可愛かったんで、本番のときにずっと見ていました」と暴露。
思わず吉高は
「そうなんです。全然カットかけてくれなくてマットに沈むというかベッドに沈んだっていうぐらい撃沈していました」とシャドーボクシングがかなり恥ずかしかった様子でした。ぜひ、本編シーンにご注目ください！
実は2012年公開の映画「僕らがいた」でも吉高とタッグを組んでいた三木監督は吉高へ
「僕は吉高さんにすごく感謝をしています。僕の長編2作目ぐらいの映画『僕等がいた』でご一緒した際に、撮影の序盤で僕も不安がいっぱいあったとき夜ごはんに行って。酔っ払って覚えていないかもしれないんですけど『監督のこと信頼してるから！』って腕をつかんで言ってくれて、吉高さんとご一緒出来て本当に良かったって思いました。それ以来僕は吉高さんのことを信頼していて、今回もご一緒できるというところで大船に乗った気持ちでというか、吉高さんがいるなら僕は大丈夫だなって思いながら撮っていました」と吉高との秘話を明かすと吉高も
「めちゃくちゃ覚えてますよ！釧路のカラオケ屋さんで、監督はお酒飲まないんですけど私は飲んで熱くなって『本当に信頼してる！』みたいな感じでガシッと腕をつかんで言ったのがいま鮮明に思い出しました。ちょっとシャドーボクシング並みに恥ずかしい気持ちです（笑）」と、こちらのエピソードにもかなり照れていました（笑）。
最後に吉高から
「2人はいつ恋に落ちたのかっていうところを着眼点として観ていただけたらなと思います。それで観終わったらSNSとかで感想を届けてくれたら嬉しいのと、たくさんの方にこの映画が届くことを願っています」と皆さんへ呼びかけ舞台挨拶を締めくくりました。
