舞台挨拶でアルバムを宣伝!? ゲキ×シネ「偽義経冥界歌」先行上映舞台挨拶

劇団☆新感線旗揚げ39年にあたる2019年にサンキュー興行として上演された舞台「偽義経冥界歌」。大阪、金沢、松本で公演を行い、2020年に東京、福岡で公演を予定していましたがコロナ禍により東京は一部中止、福岡は全公演中止となっていましたが、今回ゲキ×シネでの上映が決定！

10月21日（水）に先行上映が都内で行われ、舞台挨拶に主演の生田斗真さん、中山優馬さんとともに藤原さくらが登壇しました。

今回が初舞台となった藤原は
「もともと劇団新感線の舞台をお客さんとして毎回観に行っていたので、自分が出るという想像が全然ついていなかったんですけど、今まで観ていた劇団員の皆さん含めスタッフの方、共演者の方が本当に優しくて。舞台というのはこういうものなんだよって初歩の初歩から教えていただいてありがたかったです」と劇団☆新感線初参加を話しました。

藤原は演じるだけでなく、演奏や歌唱シーンもあったんです。
「ギターの種類がたくさんあって、ギターを壊すシーンだったり、弦が切れるシーンだったり、本当に弾いているギターもあるんですけど、ダミーギターとかもあったんです。お姉ちゃんが観に来てくれたときに『あ、弾いてなかったんだね』って言われるくらい。そういう細部までスタッフさんが作ってくれたものたちと一緒にできるっていうのがすごく感慨深かったです」と振り返りました。

生田さんや中山さんとの歌唱シーンについては、
「最初は2019年バージョンで最後に斗真さんと一緒に歌うシーンがあったんですけど、2020年バージョンでは次郎（中山さん）も一緒に歌うシーンに変更になって、より兄上を弔うような、すごく良いエンドになったなと感じました」と語ると、生田さんが
「この舞台を観て藤原さくらの歌声にみんな魅了されると思うんですよね。もっと藤原さくらの歌を聴きたいなって思ってもCDとか出ていないと、、、どうしたらいいんだろう？」とまさかのフリ！
すかさず、藤原が、
「本日10月21日にアルバムがリリースとなりました」と、リリースされたばかりのアルバム「SUPERMARKET」を宣伝していました（笑）。



生田さんからの宣伝後も続く舞台挨拶では、初舞台での大変だったことについて問われた藤原。
「大変だったことだらけでしたね。セリフが飛んだりとか、、、斗真さんとのシーンだったんでどうするんだろうって（生田さんを）見ていたんですよ。そしたらすぐ続けて何事もなかったかのように舞台は進むんだなって思いました」と自身の失敗談を語ると生田さんが
「本当に生のライブだからセリフを噛んじゃうとか誰でもよくあることで全然OKなんですけど、さくらちゃんは一番最後の最後のシーンでセリフをちょと噛んじゃった。それは全然OKなんだけど噛んだ後に『あ！』って言っちゃって（笑）。お客さんに変な空気が流れる前ににすぐ僕がセリフを入れて、、、まぁバレバレだったけどね」と当時の状況を暴露しました（笑）。
それには中山さんも追加エピソード。
「本番中にギターのチューニングが違っていることがあって、（藤原は）それを直しながら芝居をしていました」と藤原のファインプレーを明かしてくださって、フォロー。
「ギターを鳴らしたら音が狂っていて、泰衡とのシーンだったんですけど、そのときにチューニングを合わせてなんとか鳴らせたってことがありました」と藤原も振り返ると、またまた生田さんが
「すごい！CDとか出した方がいいんじゃない？」と2回目のありがたいフリが、、、（笑）。
またまたすかさず、「出したんですよ、今日！」と2回目の宣伝を入れ込みました（笑）。

「音の演出だったり動きとかもちょっとスローモーションになって、より戦いの臨場感が出るような編集がしてあったりだとか、舞台がここまで映画作品として完成させるってとても時間がかかることだろうなと思いました。本当に素晴らしいものを観たという気になると思いますので楽しんでください」とこれから観られるファンの皆様へ語りかけました。

ゲキ×シネ「偽義経冥界歌」は10月24日（土）より公開です！
ぜひご覧ください！