理解でもなく、諦めでもなく、そこにあるのは自分への納得。
――私は、女の子に恋することしかできないんだって。
ままならない想いに揺れ動く少女、佐伯沙弥香の恋を描くもうひとつのガールズストーリー。
2020年10月29日(木)から11月8日(日)にかけて、朗読劇「やがて君になる 佐伯沙弥香について」が東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演中です!
2020年5月に上演された舞台「やがて君になる」に続いて、登場人物のひとり“佐伯沙弥香”を主人公とした外伝小説を朗読で舞台化した本作。
“やが君”のヒロイン七海燈子(小泉萌香)の親友・佐伯沙弥香(礒部花凜)が主人公となる物語です。
原作の「やがて君になる」(通称:“やが君”)は、2015年から2019年にかけて「月刊コミック電撃大王」(KADOKAWA)にて連載された仲谷鳰氏の漫画作品。2019年5月に舞台化し、今年10月には原作完結を踏まえて再構成した「やがて君になる encore」が上演予定だったところ、新型コロナウイルス感染症の影響で延期に。
その代替公演として、“やが君”のスピンオフ小説「やがて君になる 佐伯沙弥香について」を朗読劇として演出したものが本作です。
しっかりとソーシャルディスタンスを保ちつつも、キャラクター同士の募る想い、心の変化など、芸術的な文章から細やかに登場人物の気持ちが伝わるところが朗読劇の良さ!
原作のとおりにキャラクターの髪型や服装を完全再現しているところが2.5次元舞台の良さです!
燈子は女の子だけれど、好きな人。
気持ちが伝わらないもどかしさ…
沙弥香の恋心がとても切なく、心が締め付けられます。