2020年は特に、誰も予想しなかったことが起きた世の中。
人生の絶望、挫折を誰もが感じやすいいまだからこそ、グッと胸に刺さるテーマ。
「皆さんはいま、生きたいですか」
東京・北千住マルイにある「シアター1010」にて、舞台「ハンズアップ」が上演中です。
佐藤日向は、アイドル・上原真梨華 役をキュートに、そして元気いっぱいに演じています!
ある日、屋敷に集められたそれぞれ職業の異なる男女14人。
「じゃんけん」で全員一致の手を出せないと失格、ペナルティ。
「かごめかごめ」で後ろの正面に立った人の名前を当てられないと失格、ペナルティ。
ペナルティとはなんなのか、失格になるとどこへ行くのか。
私たちはなぜここに来たのか…?
どこからか聴こえてくる謎の声に全員がパニック状態のなか、蹴落とし合い、そしてなぐさめ合い、衝撃・感涙のラストへ――。
2012年に初演したときはまだいまほどSNSは普及しておらず、“炎上”という言葉はメジャーではなかった。
当時から台本はできていたのに、むしろ現在のことをテーマにしているんじゃないかと思えるほどタイムリーなストーリーに驚きます。
舞台「ハンズアップ」を観劇すると最後に分かるのは今年、世のなかが最も驚き、悲しんだことがテーマとなっていました。
「しかし、決してそれを受けてこの再演を決めたわけでも話が持ち上がったわけでもありません。8年前、どうしてこのストーリーを書いたのかいまでは記憶が乏しいですが、本作を上演して見終わった結果、きっとこの作品の持つ根本のメッセージはポジティブに働くと判断しました」と、作・演出の久保田唱 氏はコメントしています。
11月18日(水)のゲネプロの模様から、佐藤日向のシーンをたくさんお届け!
シアター1010では、当日チケットも受け付けています!
各公演日の詳しい情報は舞台「ハンズアップ」オフィシャルTwitterをご確認ください!