2021年5月より、ミュージカル「17 AGAIN」を上演することが決定し、11月30日(月)に制作発表が行われました。
会見には主演の竹内涼真さん、エハラマサヒロさん、桜井日奈子さん、水夏希さん、有澤樟太郎さん、翻訳・演出の谷賢一さんとともにソニンが登壇しました。
アメリカで製作されたコメディ映画「17 AGAIN」。2009 年に公開されるや北米における興行収入ランキング初登場1位のヒット!そして、ミュージカル化となった作品です。
負け組として、人生を甘んじて受け入れていた35歳の男。バスケットボールのスター選手だった17歳のころの姿に戻って、もう一度人生をやり直そうと奮起する姿を描いたコメディー・ドラマです!
ソニンは竹内さん演じるマイクの妻・スカーレットを演じます。
スカーレットは愛情にあふれた、たくましい女性で、本当は心から夫を愛しているが、うまくいかない家庭に見切りをつけ、離婚しようと考えている…というマイクとスカーレットの夫婦の問題がどうなっていくか…は劇場にてご覧ください。
稽古は来年の3月からを予定されているため、まだ役が入っていない状態でこの制作発表に集まったキャストの皆さん。それぞれがこの作品への意気込みを語りました。
Q.主人公・マイクが17歳のころの姿に戻るストーリーですが、ソニンも17歳のシーンが!17歳と35歳の役を演じることについてのポイントは?
ソニン「いつも舞台では若い役をやることが多くて。やっと歳相応の役が来たなという感じでいたところ、17歳も演じると聞いて、あぁ…私も17歳を演じるのかぁ…となりました(笑)。竹内さんはちょうど(17歳と35歳の)間の年齢だから演じやすいと思うのですが、私は17歳が自分の年齢より半分以下なので頑張りたいなと思います。竹内さんとは同じ年齢の夫婦の設定なんですけど、実際はかなり離れてるので、今回は年齢がキーポイントになるので年齢によっての立ち振る舞いもポイントになってくるので楽しみです!」
Q.竹内さん演じるマイクを隣で支えていく妻の役ですが、心がけたいことは?
ソニン「竹内さんの初舞台を妻のようにサポートできればと思います。やっぱり私も初舞台のときはすごく緊張したんですけど、初舞台って一度だけなので。その勢いは竹内さんにしか持っていないものであり、それが自分の武器だと思ってやってくだされば、それに私たちが勝てることはないのでついていくだけです。私が自ら人にどうこう言うタイプじゃないので、なんでも言ってくだされば…!なんでも打ち明けてください!サポートしていきたいと思います」
Q.身近にあるものや当たり前にあることの価値に再発見していくこの作品になぞらえて、実生活でそう感じたことは?
ソニン「パッと浮かんだのは…今年に入ってパンデミックな状況のなかで、上演が中止になった作品もありましたし、先日久しぶりの舞台があって終えたばかりですけれど、当たり前のように芸術ってスタッフさんがいて役者がいてお客さんがいて…もちろん感謝してたんですけどそれが本っっ当に貴重なことなんだと身に沁みて。毎日舞台に立っていたことが自分にとって欠かせない一部だったはずなのに、こんなにも割れそうなガラスを常に抱えているような、でも本当にそれが愛おしくて…という感覚を今年すごく体験させていただきました。
この状況はまだ続くと思いますけれど、一瞬一瞬が奇跡なんだなぁということを感じたので、その感覚をこの作品にも活かせられたらと思っています!」