12月23日(水)、映画「新解釈・三國志」の大ヒット御礼舞台挨拶が都内の映画館で行われ、主演の大泉洋が登壇しました。
この日の舞台挨拶は全国47都道府県111館に中継され、たくさんのお客様と繋がることに。そのため、出だしから大泉は、
「この師走のド平日の16:15の回を誰が観られるんですか?すごいですよ、皆さんは!これだけ仕事のない人が集まってること…あります?」と、早々にお客さんをいじり。
「私は嬉しくて、こうやってお客様の前で喋るのは2月の映画『グッドバイ』の舞台挨拶以来じゃないですか?人前で喋るのは久々で嬉しいです。今までこの映画ではリモートイベントばっかりでしょ?記者さんすらいなくて寂しかったですよ」と久々に人前で喋る喜びを大いに語りました。
今回、1人での舞台挨拶については
「主役だからいいんですけど、とにかく俺ばかりが暇なんじゃないかって思われるのが嫌なんです。私、暇で来ているわけじゃありませんからね。忙しいなか、来ているんですよ」とあくまでも暇ではないことを強調(笑)。
「でも半分趣味で来てますけど(笑)。“職業・舞台挨拶”ですから。舞台挨拶するために映画撮るんです。今日は本業です!」と気合十分。
そして、12月11日(金)から3日間の週末興行成績が動員55万5,640人、興行収入7億7,186万1,110円を記録し、昨年大ヒットした映画「キングダム」を上回るロケットスタートになっているんだそう。それには思わず、
「『キングダム』に勝ったんですか?あの、私が出たかった、、、嬉しい!こっちに出ておいて良かった。まぁオファー無いから出られないんだけど」と自虐を交えつつも喜んでいました。
さらに、22日(火)までの興行成績が動員130万人、興行収入17.8億円を突破と発表されると大泉は、
「2週目で17億はすごいことなんですよ!『キングダム』を超えてスマッシュヒットしてるにもかかわらず…なんですか『鬼滅の刃』は?あいつのせいで全然目立たない!同じ東宝ですよ?この映画がこれだけヒットしてくれたのはありがたい話ですけど、悔しいのは『鬼滅の刃』だけですね。あの映画さえなければダントツで1位になれたのに、、、」と喜びつつもボヤキを連発していました(笑)。
舞台挨拶終盤には、本作の主題歌「革命」を担当した福山雅治からサプライズメッセージが…。
「大泉さんご無沙汰しております、福山雅治です。この度は映画『新解釈・三國志』大ヒットおめでとうございます。ここまで大ヒットな映画の主題歌を担当させていただいたのはコナン(映画「名探偵コナン」)以来でございます。コナンで『零 -ZERO-』という曲を書き下ろさせていただいたんですけれども、日本全国のコナンファンの方々、安室(透)ファンの方々が頑張って頑張ってくれて日本国内だと90億強ぐらいで、全世界の興行収入だと100億を超えた、、、」とコナンの話を続ける福山に大泉は「これ、コナンの話してません?」とすかさず突っ込み!会場の笑いを誘いました。
続けて福山は「『新解釈・三國志』、大泉洋さんを100億の男にすべく、さらなるロングヒット期待しています」とエールを送りました。
福山のサプライズメッセージに大泉は、
「福山さんの書いた『革命』って曲で(この映画は)かっこよくなりました。これがなかったらヤバかったですよ。ただちょっとコメントの中にコナンの話が長すぎましたね」とボヤきながらも感謝していました。
そして最後に、
「本当に皆さん今日はお忙しいなか、この師走のド平日の16:15の回を観ていただいてありがとうございました。皆さんにお会いしたかった、人前に出て喋りたかったんです。それがやっと叶って今日は気持ちよく寝られると思います。皆さんに早く会って、開口一番『暇ですね』って言いたかったです。それが言えてよかった」と集まったファンの皆さんに感謝を述べました。