溝口琢矢が主演を務める、舞台「Being at home with Claude ~クロードと一緒に~」が、東京芸術劇場シアターウエストにて上演中です。
「Being at home with Claude」は、1985 年にフランス系カナダ人のルネ=ダニエル・デュボワ(René=Daniel Dubois)によってフランス語で書かれ、1986年の初演に始まり、英語にも翻訳され、カナダ国内、イギリスで長年にわたって再演が繰り返されている舞台です。
5度目となる日本公演の2021年版は「日付」と「ノーカット版」の2つにこだわり上演。
カナダ建国100周年記念と万国博覧会中というモントリオール人にとって象徴的な意味もある1967年7月4日&5日。劇中でも日付や時間が繰り返されます。奇しくも作品に設定された1967年7月4日&5日と曜日も同じ本年。この日付を意識した 7月3日~7月11日に上演します。
過去4回の公演では、上演時間などの関係からカットしたセリフも、今回の公演ではすべて網羅する、日本上演史上初のノーカット版がシングルキャストで上演されます。
そんな本作で溝口は、殺人事件の自首をする「彼」を演じます。
7月11日(日)の公演はライブ配信されますので、執務室で繰り広げられる「彼」と刑事の取り調べ劇をぜひご覧ください。
ⒸZu々、photo by NORI