アミューズが、山梨県（知事：長崎幸太郎 氏）と地域経済の活性化に向けて、「スポーツやアドベンチャーツーリズムを軸としたアウトドアアクティビティ、文化、観光の振興に関する包括連携協定」を締結しました。
アミューズは、2021年7月に本社を山梨県に移転したことを機に、2021年度に自然環境を舞台とした新たなエンターテイメント・イベントや地域に密着したスポーツフェスティバルを開催してきました。また2022年4月からは、日本特有の自然環境やその地域に特化した資源や人材と連携をした事業開発を担当する「アドベンチャー事業部」を新設。日本の将来の可能性や地域の課題とも向き合いながら、総合エンターテインメント企業として培ってきた「見つける・育む・届ける」を通じたモノづくりやプロデュース経験を活かして、地域の事業者や団体と連携しながら、自然環境を活かしたコンテンツ・サービスの開発、施設やエリアなどの再創生など、共創事業を展開しています。
その一環として、今回本社を置く山梨県と本包括連携協定を締結することにより、山梨県のスポーツやアドベンチャーツーリズム、文化、観光振興を通じた地域経済の活性化を目指していきます。
本日22日（水）に山梨県庁にて、包括連携締協定のあとに行われた会見で長崎知事は、「山梨県がワクワクする楽しい場所になる事を期待している」と述べ、当社代表取締役の中西も今回の包括連携協定にあたり尽力して下さった方々への感謝とともに「今年創業45周年になるアミューズが本社を移し、ホームグラウンドとして愛していく山梨県で“見つけて、育てて、広げる”という我々の得意とするプロデュース業を発揮し、皆様に喜んでいただける取り組みを行っていきたい。そして、山梨特有の地域のコンテンツやブランド化、観光促進、自然環境を活かしたアドベンチャーやアウトドアアクティビティの環境整備、コンテンツ造成にあてていきたいという山梨県との連携を図っていきたい」とすでに着手しているイベントの話等を踏まえながら、これからの取り組みに意欲を見せました。
左）山梨県知事：長崎幸太郎氏、右）アミューズ代表取締役 社長執行役員：中西 正樹
【包括連携協定の概要】
（１）スポーツ、アドベンチャー及びアウトドアアクティビティの振興に関すること
（２）自然環境を活用した魅力創出に関すること
（３）文化及び観光振興に関すること
（４）コンテンツやイベントを活かした地域経済活性化に関すること
（５）県有資産の有効活用及びプロデュースに関すること
（６）その他、前条の目的を達成するために必要な事業に関すること
【直近の取り組み（一部）】
（１）県内の資産を活かしたアウトドアアクティビティやアドベンチャーツーリズムのコンテンツ開発
山梨県の恵まれた自然環境や地域資源、トレイル、スポーツ施設、自転車などを活用し、四季の特色を活かしたコンテンツを開発する。富士北麓エリアや南アルプスエリア、また県内を横断するコンテンツ開発を通じて、各地域における地域資源の掘り起こしや閑散期の誘客を促進する。
（２）地域スポーツコミッション「やまなしスポーツエンジン」への参画
スポーツツーリズムの推進などにより地域の活性化を牽引することを目的に設置された地域スポーツコミッション「やまなしスポーツエンジン」の運営委員として参画。県内のスポーツ団体や施設、観光関連企業などと協業して、スポーツやアドベンチャーツーリズムによる地域活性化に取り組む。
（３）県内の特性や資産を活かしたイベントの開催および連携
県内の既存催事や新規のイベントなどで、県内ネットワークの活用やプロデュースなど両者で取り組むことで、地域振興や経済循環の活性化を推進する。