社長メッセージ

常に時代の写鏡であり続ける

変化を機会に変える、才能と才能の掛け算

アミューズは創業以来、"多様性"を重んじてきた会社です。それぞれのアーティストの個性を尊重し、才能を発揮できるようサポートをし続けてきました。アーティストを会社的なフォーマットにはめるのではなく、唯一無二と信じる才能が大きく飛躍する環境をつくることで、魅力的な個性のあるアーティストが生まれ、その数々が結果として会社のカラーになっています。主語はあくまでアーティストであって、アミューズではない。それが、アミューズの"らしさ"だと考えています。個々のプロデュース方針を大事にする姿勢は、今後も変わることはありません。

一方で、ポストコロナの社会においては、より一層の"多様化"が進んでいくと考えています。これまでは社会の受け皿が大きく、"みんなの歌"や"みんなの話題"が生まれてくる環境にありましたが、その成功体験を声高に叫んでいても、新時代に求められているものを創り出すことはできないでしょう。多様化された大衆感情を受信するアンテナと洞察力をさらに磨き、"喜んでいただける"ことにより執着し、これまで以上に掘り下げていくことで、私たち自身が"進化"を遂げていく必要があります。

アミューズには多才なアーティストはもちろんのこと、才能に溢れ、優れた感性を持った社員がたくさんいます。良い意味で、会社のことよりも、アーティストとファンの皆様のことを個々が真剣に考えています。アミューズが誇る最大の強みは、アーティストの類稀なる才能と、それを大きくする社員の才能の"掛け算"です。常に新しい発想で、自らの感性と意志を信じて、アーティストと社員がどんどん挑戦していける環境を私たち経営陣がさらにつくっていくことで、この変化を機会に変えていきたいと考えています。

心を通わせるコミュニケーション

私もこれまで、幾つものトライ&エラーを経験してきました。右も左もわからない若い頃は的を射ているかもわからずひたすら駆け抜けてきましたが、自分のそんな姿勢を見てくださっている方に掛けていただいた"ちょっとした言葉"に励まされて、気づけば長い月日をアーティストとともに歩んできました。今も可能な限り現場に足を運んで、社員やアーティストとのコミュニケーションを大切にしているのは、皆の活躍をこの目で見て、少しでも"心を通わせたい"と思っているからです。

昨今の社会はリモートでのコミュニケーションが主流になり、場所や時間に縛られることなく、オンライン上でやりとりができるようになりました。この変化は、効率性の観点では多くの利点がある一方で、挨拶や雑談、声掛けから生まれてくる、人間らしい温かい感情や空気を共有するには限界があることもわかりました。言葉を交わすことができても、心を通わせることは、デジタルではなかなか難しいのです。

2021年7月、私たちは"アミューズ ヴィレッジ"を山梨県西湖に創設し、新たな本社としました。世界文化遺産である富士山麓を舞台に五感と発想を研ぎ澄ますとともに、仲間や家族との関係性を深めることを通じて、自分たちをさらに"深化"させる。それが、アミューズグループの今後の飛躍に繋がるはずだと信じています。

本社移転は、世の中の想像を超えた話であったことと思いますが、すでに社員たちは本社オフィスを有効に利用し始めています。「今まで話せなかったテーマで議論を深められた」「社員同士や部門間の結束が高まってきた」「違う視点でアイデアを深掘りできた」などの声が各所から聞こえてきており、ポストコロナに向け、その動きはさらに加速していくことでしょう。渋谷オフィス、リモートワーク、そこに新本社を組み合わせることで、私たちらしい、独自の創造力を磨いていきます。

全員でアミューズの価値を改めて確かめ合い、新たな時代へ向かっていく

2021年10月16日。おかげさまで私たちは創立43周年を迎えました。そして同月、1年8ヶ月ぶりに全社員が一堂に会する場をつくりました。目的は、アミューズの"今まで"と"これから"を確認し今現在で繋がることです。何を大切にして、どこへ向かっていくのかを皆で確かめ合い、今こそ心を一つに新時代へ向かっていこう。そんな気持ちを込めて、"アミューズ解体心書2021"と題した社員やアーティストに向けた書籍を作り、その場で全社員と共有をしました。

当書は、アミューズの文化や姿勢をあらゆる切り口で考察するとともに、経営陣たちの想いが綴られた、アミューズの"今"が詰まった内容になっています。アミューズ ヴィレッジで、アーティストや社員ともさらに議論を深め、皆でこの"アミューズ解体心書"に記されている"今"を更新していきます。

お客様とともに創る、"次のエンターテインメントの形"

新たな変異株の出現などによりまだまだ先行きの不透明感は拭いきれていませんが、2021年後半より、配信ではなくリアルなライブをお届けすることが可能な状況となってきました。これは、ワクチンの接種とともに感染状況が落ち着いてきたという外的な要因もありますが、それだけではありません。

この約2年間、表現の場を失いながらも、エンターテインメントの役割や使命と向き合いながら、その情熱を新たな展開やアイデアに注いできたアーティスト。お客様の心身の環境づくりに尽力し、1人の感染者も出さない覚悟で臨んだスタッフワーク。そして何より、素晴らしいマナーでご協力いただいたお客様のご理解があってこそなのであります。お客様も本当は、「声を出したい」「歌いたい」「コロナ前のように楽しみたい」と思う気持ちを拍手や手拍子にのせて、公演のルールに従いながら、全力で感情を表現してくださっています。長きにわたり"この時"を待ちわびていたアーティスト、スタッフ、そしてお客様の想いが重なり合う光景を目の当たりにしますと、大変胸が熱くなり、これこそが進化した新しいライブの姿であると実感します。コロナによる不可逆的な変化が起こっているこの環境下だからこそ、"もっとアイデアを出して、より楽しんでいただきたい"そう強く思うのです。

コロナ禍との向き合い方はアーティストの数だけあります。多数のアーティストが所属している当社は、時代に即したソリューションを、この2年間でどこよりも確立することができたと自負しております。確実に芽吹いてきているそれらをさらに活用することで、コロナ禍により打撃を受けた業界全体の発展にも寄与できるような、ソリューション・サービスを拡充していきたいと考えております。様々なご事情によって、会場に来られないお客様もまだまだたくさんいらっしゃることも事実です。その方々のためにも、新たな技術やサービスを駆使しながら、"新しいエンターテインメントの楽しみ方"を創り出してまいります。

人々の楽しみであるエンターテインメントは、世の中や時代の写鏡であり、文化の創造であります。アミューズグループは、その社会の"今"がたくさん詰まった存在でいたい、社会のあらゆる場面において、アミューズが関わる話題で溢れていたいと思っています。そのためには、常に私たちは"時代とともに変わっていくこと"を楽しむ。それこそが、アミューズが創業以来大切にしてきた"変わらないこと"です。"今"という感情をしっかりと掴み、市井の喜びを追求するアミューズに、どうぞご期待ください。

代表取締役 社長執行役員

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