2015年2月7日(土)13:30~15:30
内容:市川團十郎さんが亡くなってから2年が過ぎた。
2015年2月3日(火)、長女で日本舞踊家・市川ぼたんは、母・希実子さんとともに父との思い出が詰まった自宅で命日を迎える。そして、いつものように遺影に向き合う。
ぼたんと父親と毎日の語らい、それは、團十郎さんが白血病ではじめて入院した2004年以来ずっと続けられてきたことだった。
実は、團十郎さんの9年間に及ぶ闘病生活を映したビデオ映像が家族のもとに残されている。撮影したのは長女・市川ぼたん。なんとかして父親を元気づけたい、そんな思いからビデオカメラを回し始めたのがきっかけだった。
映し出されたのは、過酷な治療にも関わらず文句を言わず弱音も吐かない父親の姿、そして、家族だけの思いやりに満ちた時間。
300年以上もつづく市川團十郎という大名跡を継いだ歌舞伎役者が、ひとりの人間としてどう白血病と向き合ってきたのか、日々の体調と治療内容をカメラに向けて語りかける姿からは復活への執念がうかがえる。
團十郎さんは退院と再発を繰り返し、復活のたびに時間を惜しむように舞台に打ち込んだ。
19歳の時、父親が他界し市川家の全てを託された團十郎さん。先代が残したたった一言の遺言が“家のこと”だった。團十郎さんはずっとその一言を胸に秘めてきたのかもしれない。
團十郎さんが亡くなる以前からぼたんとの親子関係を取材し続けてきたフジテレビは、團十郎さんが亡くなって以降も家族の取材を継続し、亡くなってから丸2年を機に闘病の記録映像を託された。
なぜ、あれほど過酷な病と闘い続けることができたのか――。
團十郎さんが伝えようとしたこと、守ろうとしたこと、それはまさに"あるべき日本人の父親の姿"なのかもしれない。
フジテレビ「ありがとう、お父さん ~市川團十郎の娘より~」
