2017年9月9日(土) 公開
出演:福山雅治・役所広司・広瀬すず・吉田鋼太郎・斉藤由貴・満島真之介
市川実日子・橋爪功
製作:フジテレビジョン アミューズ ギャガ
配給:東宝・ギャガ
監督・脚本・編集:是枝裕和 (「そして父になる」「海街diary」)
撮影:瀧本幹也 (「そして父になる」「海街diary」)
美術監督:種田陽平 (「空気人形」「キル・ビル」)
音楽:ルドヴィコ エイナウディ (「最強のふたり」)
山雅治 × 役所広司 × 広瀬すず
「そして父になる」から4年、是枝裕和監督が深い闇の先にある〈真実〉に挑む――
日本映画史に残るサスペンス大作の誕生
映画「三度目の殺人」

ストーリー
それは、ありふれた裁判のはずだった。
殺人の前科がある三隅が、解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。
犯行も自供し死刑はほぼ確実。しかし、弁護を担当することになった重盛は、なんとか無期懲役に持ちこむため調査を始める。何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述が、会うたびに変わるのだ。金目当ての私欲な殺人のはずが、週刊誌の取材では被害者の妻・美津江に頼まれたと答え、動機さえも二転三転していく。
さらには、被害者の娘・咲江と三隅の接点が浮かび上がる。重盛がふたりの関係を探っていくうちに、ある秘密に辿り着く。
なぜ、殺したのか? 本当に彼が殺したのか? 得体の知れない三隅の闇に呑みこまれていく重盛。弁護に必ずしも真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心のそこから知りたいと願う。その先に待ち受ける慟哭の真実とは?