2006年9月30日(土) 公開
出演:妻夫木聡・長澤まさみ
麻生久美子・塚本高史・中村達也・平良とみ・森下愛子・大森南朋・船越英一郎(友情出演)
橋爪功・小泉今日子
監督:土井裕泰
脚本:吉田紀子
主題歌:「涙そうそう」夏川りみ
挿入歌:「三線の花」BEGIN
いつも見守り、「がんばれ」と励ましてくれる。
そんな、あなたの“一番星”は誰ですか?
――名曲「涙そうそう」から生まれた、
恋より切ない愛の物語――
映画「涙そうそう」

ストーリー
ひとりぼっちのカオルを、どんなことがあっても守ってあげる――
2001年、沖縄。いつか自分の飲食店を出すという夢を持ち、ひたむきに生きる働き者の青年・新垣洋太郎。
今日も食材運びのバイトに精を出している。沖縄の青空のように明るく、おおらかな性格の洋太郎だが、この日はいつにも増して陽気で、仕事をしながら絶えず笑顔がこぼれている。
それもそのはず、洋太郎が誰よりも大切にしている妹のカオルが高校に合格し、オバァと暮らす島を離れ、本島にやって来るのだ――
洋太郎が8歳の頃、母・光江の再婚によって洋太郎の妹になったカオル。
だが、義父は姿を消し、母も幼い兄妹を残して天国に旅立ってしまった。
以来、洋太郎は、「カオルはひとりぼっち、どんなことがあっても守ってあげるのよ」との母の遺言を胸に生きてきたのだ――。