エンタメ企業4社による合同アクションの第2弾ENT「ENT NEXT baton~えがお咲く能登~」約80個のキャンドルを灯し復興にエール

Sustainability NEWS

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株式会社アミューズ、エイベックス株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社ポニーキャニオンによる、エンターテインメント業界におけるサステナビリティアクションを活性化することを目的とした合同サステナビリティアクション「ENT NEXT ACTION(エント ネクスト アクション)」は第2弾として、能登半島地震・豪雨の被災地支援を目的とした「ENT NEXT baton~えがお咲く能登~」を実施。ライブ会場に贈られた祝い花を活用したフラワーキャンドルを復興が進む輪島市町野町へ贈り、温かな灯と音楽ライブで現地を彩りました。

能登被災地の「外」と「内」をつなぐことを目的に、2つのアクションを展開

「ENT NEXT ACTION」は、「エンタメ4社が一緒に新しい明日をつくる」を共通理念に掲げ、4社が集まることで生まれたエネルギーが、社会をより良い未来へと前進させていくことに貢献できると信じ、毎月の定例ミーティングや各種アクションの企画を実施しています。
 
2025年9月には、「ENT NEXT class~好きを未来に~」と題したキャリア教育プログラムを、東京都・多摩市立和田中学校で開催。講師として、エンターテインメント業界で働く社員や、アーティスト・DJ KOO(TRF)が登壇し、エンターテインメントの仕事を通じて得られた知見やメッセージを中学生たちへ届けました。
 
第2弾となった今回の取り組みは、2024年の発災直後より被災地でのボランティア活動やチャリティイベント「Act Against Anything」を通じて能登に関わり、地元の方々との繋がりを築いてきたアミューズの想いに、3社(エイベックス、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ポニーキャニオン)が賛同。いまだ復興の途にある能登被災地の「外」と「内」をつなぐことを目的に、2つのアクションを展開しました。
 
"アクション1"では、東京の子どもたちが能登復興への願いを込めたキャンドルを製作する「キャンドルワークショップ」を2月22日に東京・中野区で開催しました。続く"アクション2"では、4月4日に石川県輪島市町野町で開催された地域イベント「桜フェス2026」において、現地の子どもたちを対象としたキャンドル製作ワークショップを実施するとともに、東京と輪島の子どもたちが作ったキャンドルに火を灯し、会場を温かな光で彩りました。

【アクション1】能登のこれからを見つめ、復興への願いをキャンドルに託す

"アクション1"となった東京でのワークショップでは、子どもたちが能登の今を学び、ソニー・ミュージックエンタテインメントと日本サステナブルフラワー協会が推進する「Rebloom Flower Project」の一環として、4社がそれぞれ主催するライブ公演で回収した祝い花を活用したキャンドルづくりを実施しました。

ワークショップの様子

当日は、認定NPO法人カタリバの協力のもと、小学生から高校生とその家族など約40名に加え、町野町からも「桜の植樹プロジェクト」に携わる田村玲子氏・高野淳子氏がゲストとして参加。子どもたちは両氏との対話を通じて能登のこれからを見つめ、復興への願いをキャンドルに託しました。

能登の現状を熱心に聞く子どもたち

ワークショップにゲスト参加した田村氏は、「子どもたちが熱心に被災地の様子を聞いてくれてとてもうれしかった。なかには町野町にボランティアで来てくれた子もおり、今回もこうして交流できることはとても貴重なことだと感じている。多くの方に町野町に来ていただきたいし、そのためにも新たな名産品を作り、皆さんをおもてなしできるよう、私たちももっと新しいことに取り組んでいきたい」と語りました。

田村玲子氏(左)・高野淳子氏(右)

田村氏、高野氏が現在町野町で推進している「桜の植樹プロジェクト」は、被災し空いてしまった土地に八重桜を植える活動です。桜は毎年春の町野を彩るだけでなく、地元の人たちによって塩漬けなどに加工され、観光客に提供していくことも構想されています。
 
参加した高校生からは、「お二人の話を聞いて、改めて震災や災害被害について学ぶことができた。被災地支援に参加したいという想いがあるなかで、キャンドルづくりという楽しい体験を通じて、その想いを届けられたことがうれしかった。4月の桜フェスにも行きたい」といった声が聞かれました。

集合写真

能登では2025年末で公費解体が概ね完了し、本当の意味で復興のスタートラインに立とうとしています。本取り組みは、被災地外に暮らす子どもたちが能登の現状に関心を持ち、理解を深めるきっかけを提供するとともに、キャンドルを通じて想いのバトンを能登へとつなぐ場となりました。

【アクション2】2つの地域の想いが1つの灯となり町野町の今とこれからを照らす

"アクション2"は、4月4日に町野町で開催された地域イベント「桜フェス2026」におけるフラワーキャンドルづくりワークショップと、アミューズ所属のイリュージョニスト・HARAによるステージ、シンガーソングライター・由薫によるキャンドルライブです。当日はあいにくの空模様ながら会場には子どもからお年寄りまで多くの人が交流を楽しみ、12時からのワークショップにも直後から多くの方が会場を訪れ、現地の小学生から高校生、保護者ら約40名によって、38個のフラワーキャンドルが製作されました。

「桜フェス2026」の会場の様子
観客も参加したHARAのステージ

本ワークショップも"アクション1"と同様に「Rebloom Flower Project」にて回収された祝い花を使用。色とりどりの花を楽しげに選びながら、世代を超えた交流が生まれました。

ワークショップの様子

ワークショップに参加した地元の輪島市立東陽小中学校の生徒たちからは「こんなふうに花びらに触れることがなかったので楽しい」「なんだかおいしそうに見えてきた」などといった言葉が聞かれたほか、「どんなアーティストがどこで開催したライブのお花なのかな? 想像するのも楽しい」とつぶやきながら作業をする子どももいるなど、東京とのつながりだけでなく、日頃から見聞きすることのあるアーティストとの接点も感じることができたようで、本取り組みの目的でもあった「内」と「外」をつなぐ機会となりました。

キャンドルづくりワークショップにはスペシャルステージを務めた由薫も参加

クライマックスは、東京と輪島で製作された78個のキャンドルの灯のなかで披露された由薫によるスペシャルステージです。
 
由薫のステージの前、18時を過ぎ、少し小雨になった夜空のもと、地元の子どもたちを中心に会場に集まった人たちが思い思いにステージ上やステージ前の切り株などにキャンドルを飾り付け、東京の子どもたちと輪島の子どもたち、それぞれの想いが込められたキャンドルが「桜フェス2026」のステージに集結しました。

参加者が飾り付けたキャンドル

点灯式では、地元、輪島市立東陽小中学校の柳田理菜さん、阿知夏妃さん、道下琴音さんに加えて、珠洲市立飯田高校の芦田詩郎さん、山口丈翔さん、東京からも薩摩南心さん、布施遥花さんの高校生2人が登壇しました。

点灯式の様子

授業で能登復興イベントを企画した飯田高校の山口さんは「始まりは小さなフェスだったと思うけど、こんなにたくさんの人が集まるフェスになり、町野の人も、それ以外の人も幸せな気持ちになっている。僕たちもこんなフェスを作りたい」と実際にフェスに足を運び、人々と触れ合うことで得られた決意を語りました。また、東京から訪れた薩摩さんは「能登を訪れるのは3回目。夏や冬、春などいろんな季節でここを訪れ、復興支援のお手伝いをさせていただいた。そのたびに人の絆の大切さを感じることができた。これからも継続してボランティア活動していきたい」と思いを語り、登壇した7人によって一斉にキャンドルに火が灯されました。夜へと移ろっていく空の下、キャンドルの灯が会場をやさしく照らしました。

キャンドルのあたたかな灯り

会場に詰めかけた観客が温かな気持ちに包まれ、一体感が高まるなか、ステージには由薫が登場。「私もキャンドルづくりをさせていただきました。こうして並んでいるのを見るとひとつひとつに個性があり、ひとつひとつに思いが込められているのが分かります」とステージからの景色を楽しみ、ライブは「Crystals」からスタートしました。「No Stars」の歌唱後には朝から断続的に降り続く雨に何度も消えてしまい、スタッフによって再点火されるキャンドルを見ながら「実はこの歌も今日のキャンドルと同じです。星に頼らなくても何度でも自分で自分を輝かせれば良い。そんな想いを込めて作りました」と語り、その想いは復興へと向かう能登の人たちにも重なるとメッセージを贈りました。由薫の優しい歌声に支えられながら、能登と東京、2つの地域それぞれの想いは、ひとつの温かな灯となって、輪島市町野町の夜空を明るく照らしました。

シンガー・ソングライター由薫によるキャンドルコンサート

災害発生直後から能登にかかわり、復興支援の活動を行ってきたアミューズを中心に、東京から花と灯り、そしてエンターテインメントを届け、そこから生まれた笑顔によって被災地の内と外の絆を紡いだ「ENT NEXT baton~えがお咲く能登~」。サステナビリティ領域においてもエンタテインメントが担える可能性を改めて感じる取り組みとなりました。

能登と東京、二つ地域の想いをつなぐ
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