アミューズは、この度、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結しました。12月18日(木)に環境省にて締結式が開催され、弊社代表取締役会長 兼 社長の大里洋吉およびHOBIEプロジェクト部長の沼野陽人が出席いたしました。
アミューズは、本社所在地であり富士伊豆箱根国立公園内に位置する山梨県・西湖を拠点に、自然の魅力を体感できるアクティビティHOBIE(※)の企画・運営を行ってきました。水面に出ることで感じられる風や光、音の変化、湖や海が持つ物語、そして地域に受け継がれてきた文化。それらを「体験」として届け、地域資産をプロデュースし、感動を生み出すこともエンターテインメントであるという考えのもと、事業を展開しています。
本取り組みでは、富士伊豆箱根国立公園内・富士山麓西湖で培ってきた自然体験アクティビティの知見を活かし、全国の国立公園において水辺体験拠点「HOBIE BASE」を軸とした取り組みを展開し、自然保全と地域活性の両立を図りながら、自然と共生する新たな観光モデルの創出を推進してまいります。また、これまでに培った知見を国立公園へと広げ、水辺から地域資産の新たな価値を発信することで、持続可能な観光と自然共生のあり方を推進してまいります。
(※)HOBIE(ホビー)とは、1950年に米国カリフォルニアで誕生したサーフブランドです。現在では、SUP、セイリング、ペダルボート、カヤックなど、多様なウォータープロダクトを世界各国で展開しています。アミューズが取り扱うHOBIE製品には、国際特許を取得した「MIRAGE DRIVE(ミラージュドライブ)」が搭載されており、足を前後に動かすだけで推進することが可能です。初心者でも安定して操作でき、座面が高く濡れにくい設計のため、観光用途をはじめ、自然体験プログラムや環境学習、レジャーなど幅広いシーンで活用されています。
HOBIE JAPANオフィシャルサイト: https://hobiejapan.com/

国立公園パートナーシップを通じた主な活動内容
•既存HOBIE BASEにおける自然体験プログラムの深化
•国立公園内での水辺アクティビティ提供環境の整備
•地域資源と自然体験を掛け合わせた観光コンテンツの創出
•自然保全と観光振興の両立を目指したサステナブルな仕組みづくり
•体験を通じた自然理解および環境教育の推進
水辺から自然と向き合う体験を提供することで、自然を「楽しい」「好きだ」と感じ、やがて「守りたい」という意識へとつながる好循環の創出を目指します。
今後の展開
国立公園が持つ本来の価値を守りながら、その魅力を最大限に引き出すことを目指した自然共生型の観光モデルです。環境省が掲げる「自然共生社会」の理念に寄り添い、持続可能な地域づくりと新しい自然体験のあり方を提示していきます。
今後はHOBIEの強みを活かし、環境への配慮を前提とした水辺体験を全国の国立公園へと広げるとともに、国立公園の素晴らしさを国内外へ向けて、より魅力的に発信してまいります。
これからの展開にも、ぜひご期待ください。