折坂悠太 PARCO MUSEUM TOKYOにて5月13日(金)より展覧会「薮IN」開催決定!

折坂悠太による初となる展覧会「薮IN」(やぶいん)を、5月13日(金)から渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO」にて開催することが決定しました。
「平成」、「心理」といったアルバム作品で多くの話題を作った折坂が、次に手がける新たな表現としての展示を行います。会場ではタイトルにもある“薮”をテーマに、立体音響や映像を使った作品や、折坂自身によるインスタレーションやパフォーマンスなど、会期中もその形態が日々変化していく体感型の展覧会。
また、今回の展覧会の着想ともなった短編小説「薮IN」を含む、エッセイ、論考、対話など様々なスタイルの文章で折坂が書き下ろした初の著書「薮IN」も会場にて先行発売を行います。


折坂悠太 コメント
そのものらしさでなく、そのもの自体を見てみたかったんです。
薮の中へ投げ入れて、この身体も押入れて。出会い直そうとしたんです。
するとどうでしょう。どうしても見たくない、自覚したくないものまで確認でき、ひどい口内炎ができました。甘かったと思いました。
皆さんをそこへ連れて行ってどうなるか。何があるのか、何もないのか、わからないんです。
いろんな人の顔を想像しています。穏やかな顔ばかりではありません。
進もうとすることと、逃げようとすることは、とてもよく似ているんですから。
ただ私は、薮に入って、そこに居てみます。人生に必要な過程だと思ってしまったからです。そういう勘はあります。
ここへ来るまでの、たくさんの力添えに感謝します。
よければこの薮に、分け入ってみてください。

折坂悠太展「薮IN」

2022年5月13日(金)~5月30日(月)

開催時間:11:00~20:00
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
※入場は閉場の30分前まで
※最終日18時閉場
※営業日時は感染症拡大防止の観点から変更となる場合がございます
入場料:一般 800円(税込) / 小学生以下無料

▽PARCO ARTオフィシャルサイト
https://art.parco.jp/

折坂悠太が手がける最新作品としての展示。
会場ではタイトルにもある”薮”をテーマに、360 Reality Audioによる立体音響体験や、映像を使った表現や、折坂自身によるインスタレーションやパフォーマンスなど、会期中もその形態が日々変化していく体感型の展示となります。

【360 Reality Audio とは】
360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)
「全方位から音が降りそそぐ、新体験。」360 Reality Audioは、オブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。
ボーカルやコーラス、楽器などの音源一つひとつに位置情報をつけ、球状の空間に配置。アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。

詳細:https://www.sony.jp/headphone/special/360_Reality_Audio/

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▼展覧会記念商品
展覧会開催を記念し、会場内にて展覧会記念商品を販売。
全商品の詳細情報は、後日PARCO ARTオフィシャルサイトにて公開。
・Tシャツ:予定価格4,500円(税込)
・湯呑み:予定価格2,000円(税込)

※画像はイメージです。
※企画内容は予告なく変更となる場合がございます。
※商品の数には限りがございますので、売切れの際はご容赦ください。

TOPICS_薮IN表紙.jpg

書籍「薮IN」
著者:折坂悠太
価格:2,500円(税込)
仕様:200ページ/110×160mm/並製本
編集:高宮 啓
デザイン:鈴木 聖
出版元:REPOR / TAGE
一般販売日:2022年6月1日

※展覧会場内SHOPにて書籍の先行販売。
※また数量限定でサイン本をご用意。

短編小説「薮IN」を始め、エッセイ、論考、対話など様々なスタイルの文章を折坂悠太が書き下ろした初の著書。ゲスト作家として塩田正幸(写真家)、坂口恭平(建築家、作家、音楽家、画家)、イ・ラン(音楽家、作家、イラストレーター)も参加するオムニバスブックとなります。

▼短編小説「薮IN」あらすじ
叔母の火葬のため郊外の駅で待ち合わせた姉と弟(主人公)。 弟が遅れ、バスが行ってしまったため、起伏の多い田舎道を二人で歩いて向かう事になる。
主人公には子供が生まれたばかりで、姉から祝いの言葉をもらいつつ、お互いの近況、生活の様子などを話しながら歩いていくが、 次第に姉弟は育ってきた家族感に対して何か感覚のずれがある事が段々と分かっていく。そんな中、火葬場へ向かう姉弟の前に突如あるものが現れて…。

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