米国アカデミー賞公認・アジア最大級の短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2020」(通称:SSFF&ASIA)。
1999年から開催され、22年目を迎える今年の映画祭は、9月16日(水)〜9月27日(日)まで東京4会場とオンラインにて開催中!
世界112の国と地域から応募された作品の中から厳選された約200本の上映を行います。
そんなSSFF初日となる9月16日(水)。
オープニングセレモニーが東京・明治神宮会館で開催されました。
たくさんの受賞作品・短編映画が発表されていく中、「ミュージカルショートフィルム企画コンペティション優秀賞発表」部門にて、アミューズ・大里洋吉会長とともにソニンが登壇しました。
司会は映画コメンテーターとしてご活躍されている、LiLiCoさんと、俳優の別所哲也さん。
「ミュージカルに力を入れているのは何故ですか?」と別所さんから聞かれると大里は、
「戦前から日本の映画業界っていうのはミュージカルをたくさん作っていた時代でした。いろんなものを学んで、だいたい音楽も芝居もすべて繋がっているのがミュージカルなんですよね。アミューズとして、SSFF & ASIAに何かお手伝いできることはないか?と考えて、それはやっぱりミュージカルでした」と、この部門への参加の経緯を話しました。
2008年に上演されたミュージカル「ミス・サイゴン」では別所さんと共演したソニン。
「2008年…。あの頃は私もミュージカルを始めて本当にまもない頃で、右も左もあまり分からないまま一生懸命やっていた頃でした。そんな体当たりでやっているのに、芝居をいつも受けとめてくださった別所さん。あの作品から、“ミュージカルを今後やっていきたい”って決心したので、こうやってまた別所さんと再会することができて本当に嬉しいです!」と、別所さんとの久しぶりの再会を喜んでいました。
別所さんにソニンが、「これから先、ミュージカルや舞台もですが、ミュージカル映画というものもこれからどんどん発信したいですね」と聞かれると、
「日本は今、ミュージカルブームと言っても過言ではないくらいとても注目されています。今は短い動画を見る習性がある時代じゃないですか。それって本当にマッチングしているコンセプトだなと思っていて。ミュージカル、そしてそのショートフィルムって今後もっともっと増えていって、そして身近になっていくという希望を持てる気がしています」と、LiLiCoさんと別所さんの方を向くと、「いいな〜私もミュージカル出たいです〜!50歳の目標がそれなんですよ〜!」とLiLiCoさん。「あっ、そうなんですか!! 」と嬉しそうに答えるソニン。
「今年50(歳)なので、なにか出たいです。よろしくお願いします!違う事務所の所属なんですけども(笑)」とLiLiCoさんが大里に切願し、会場には笑いが起こりました。
“ミュージカルショートフィルム企画”で受賞したブラッドリー・ポーター監督の「Sleep Singing」についての感想を聞かれるとソニンは、
「すごく素晴らしい企画ばかりだったんですけれど、今回の『Sleep Singing』は日常の音が常に連なって展開していくというところから始まって、それが音楽になっていくんだろうな、というのを想像できるような、とても期待が膨らむ企画でした。そこから歌となり、ダンスとなり、これは本当にミュージカルの原点だなと思わせるような企画書で、これを映像作品にしたらより日常が常にエンタメのもとであるというのを実感させてくれるような作品でした」と話し、ミュージカル部門の発表を締めました。