「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」にアミューズが手掛ける3作品が登場

 「劇場の熱気を、街に解き放ちたい!」「空と緑と共にエンターテイメントが楽める街にしたい!」を旗印に掲げ、東京都内でも数々の劇場が集まる"日本のブロードウェイ"、日比谷にて2018年より開催されている「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」 。第5回を迎えた今年はアミューズが初参加し、本フェスティバルのメインプログラムであるステップショーのステージにて4月30日、当社が企画・製作するa new musical「ヴァグラント」、「FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜」、さらには「ミア・ファミリア」での共演が決定している植原卓也・平間壮一・水田航生による俳優ユニット、3LDKによるスペシャルパフォーマンスを披露しました。心配された天候もはねのけて、東京ミッドタウン日比谷の敷地内にあるステップ広場に設営された野外ステージには開演前から大勢のお客さまに足を運んでいただきました。

新藤晴一が初めてミュージカル作品をプロデュース
a new musical「ヴァグラント」

 この日最初のステージを飾るのは「ヴァグラント」のスペシャルパフォーマンスです。ポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一がプロデュース・原案・作詞・作曲を手掛ける初のミュージカルであり、完全オリジナル作品としても注目を集めている「ヴァグラント」。主人公・佐之助役を演じる平間壮一(Wキャスト)、弓削政則役の水田航生ら6人のキャストが登壇し、8月からの上演に先駆けて、劇中歌4曲を初披露しました。

 オープニングは和のテイストがふんだんに盛り込まれた楽曲「祝い唄」から始まり、「月の裏側」とタイトルされた流麗なバラード、打って変わって力強いロックサウンドが印象的な「マレビトの矜持」とまずは立て続けに3曲を歌唱するキャストたち。どこかポルノグラフィティらしさも感じさせつつ、既存のイメージに留まらず、また、いい意味でミュージカルらしさに縛られないバラエティ豊かな楽曲はポルノグラフィティファンのみならずミュージカルファンの心をも掴み、舞台への期待を高めていきます。

 MCを務める水田がステージに新藤を呼び込むと、本作にまつわる製作秘話やエピソードなど思い入れたっぷりに本作を語ったトークコーナーから、ラストは壮大かつエモーショナルな「あんたに聞くよ」を歌唱。やんやの喝采のなか終了したステージを受けて、新藤は「やっぱりステージで生きている人たちの表現力、オーラはさすがでした」とキャスト陣を絶賛。初めて手がけたミュージカルには難しさを感じながらも「音楽と物語の関係性、バンドとはまた違う相互作用が面白かった」と振り返ります。上演初日は「たぶん号泣してるんじゃないかな」と冗談めかしつつ、「自分の頭のなかだけにしかいなかったキャラクターや世界が目の前に現れた瞬間の"やっと会えた!"を噛み締めたい」と上演を待ち遠しそうに口にしていました。

自由と平等を求めて闘った女性たちを描く作品が再上演
「FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜」

 続いてはこの6月に4年ぶりの再演を果たす「FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜」のスペシャルパフォーマンスです。19世紀半ばのアメリカを舞台に、権利を求めて労働争議を率いた実在の女性を主人公に女性たちの闘いと友情を描いたこのミュージカルは2019年に読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。今回の再演には熱い期待が寄せられています。ステージ前に集まった観客には初演を観劇された方も多く、主人公サラ・バグリー役の柚希礼音、ハリエット・ファーリー役のソニン、ルーシー・ラーコム役の清水くるみら、キャストを代表する5人が姿を現すと会場にはたちまち喝采の渦が。

 手拍子が響き渡るなか最初に歌唱されたのは闘う女性のタフな明るさをたたえた「自由か死か」。"私は私を生きたい"、と朗々歌われるメッセージを真っ直ぐに届けます。さらに柚希演じるサラの揺れる心とたぎる情熱を描いた「剣と盾」、品行方正で正義感に溢れたハリエットそのものとなってソニンが歌う「自由の国の娘たち」と物語の重要な場面を担う楽曲たちを次々と披露していきます。トークパートでは再演を控えた今の心境や初演からさらにパワーアップしたポイントなどがキャストたちの熱のこもった語り口で明かし、会場を盛り上げました。

 終演後、柚希は「改めて楽曲にすごくメッセージ性があるなと思いました。緊張していましたがお客様からパワーをいただいて、"想いを伝えていくんだ"という強い気持ちで歌えました」と久々に人前で披露した本作の楽曲たちについてコメント。ソニンは「女性をメインにした物語でありながらロマンスではなく人間の権利に踏み込んだ革命的な作品。男女関係なく明日に希望を感じてもらえると思います」と話すと、「メッセージ性の強さだけでなく、ミュージカルとしても存分に楽しめる作品なのでぜひたくさんの人に観てほしいです」と清水も意気込みを語りました。

「ミア・ファミリア」でミュージカル初共演
3LDK

 この日のステップショーのトリを務める3LDKのステージは、歓声のなか彼らの1stミニアルバム『Only One』に収録の「LOVE GAME」からスタート。植原卓也、平間壮一、水田航生による伸びやかでいて切れ味鋭いダンスとボーカルのリレーで息の合ったパフォーマンスを披露していきます。

 そもそも「3LDK」は、当社若手俳優たちによるイベント"ハンサムライブ"でのパフォーマンスをきっかけに、2017年よりスタートした公式配信サービス(現在はデジタルファンサービスAmuse+"アミューズプラス")内の番組名で、その名がそのままユニット名となり、これまでミュージカルショーケースというスタイルでのライブイベントや、自ら企画・演出・振付に挑んだ配信ライブを開催。この4月にはフォトブックがリリースされるなど同世代メンバーのユニットならではの多岐に渡る活動を続けてきました。そんな3LDKが今年の11月から12月にかけて出演するのが韓国発のミュージカルコメディ「ミア・ファミリア」です。各自、俳優としてミュージカルなど多くの舞台にも立っている彼らですが、3人揃ってミュージカルで共演するのは本作が初。3人芝居ということで発表時には大きな反響をいただきました。

 この日はタイトルナンバー「ミア・ファミリア」を初披露。メロディアスに展開するドラマティックな楽曲で客席をグッと引き込みました。まだ公演の詳細はベールに包まれているものの、シアターバーを舞台にした作品で、本編のあとにはライブのような形式の舞台へと展開していくことを明かしました。果たして3LDKが表現する「ミア・ファミリア」はどんな作品になるのか、ぜひご期待ください。

 さらには1曲目同様『Only One』に収録されている「Summer Flower」「Butterfly」も披露して観客を熱狂させた3LDK。終演後に感想を尋ねると「声出しが解禁されて初めてのステージだから久々の感覚がありました。コロナ禍が明けてきた今という特別な時期にやれて嬉しかったです」と平間が答え、水田も「リスタートじゃないけど、一つの起点になった気がします」と語りました。「ミア・ファミリア」については「韓国発ミュージカルの日本版ですし、僕たちに当て書きしたわけではないのに"たしかにこいつにはこの役だな"というキャスティングなんですよ。それがさらに光るような演技を目指していきたいですし、そういうところもみなさんに楽しんでもらえるんじゃないか」と植原が期待を込めます。3人だけでの共演としては最初で最後となるかもしれない「ミア・ファミリア」に意欲を覗かせました。

アミューズオフィシャルYouTubeチャンネルにて、「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」でのパフォーマンスをまとめた<ステージ編>・バックステージにて行った<インタビュー編>の2編に渡り動画を掲載しております。ぜひご覧ください。

▼「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」ステージ編
https://youtu.be/9L97gUoIuN0

▼「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」インタビュー編
https://youtu.be/ekyFFYNKPUE

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